私はリリイ、プリーストです。昔は冒険者としていろいろな街やダンジョンに冒険をしてました。 妹の眠り姫やスリープ、そのほかいろんな仲間達と一緒に。 プリーストですので攻撃力はないですが、癒しの力は結構上手なの 今でもその力はまだ衰えてないんだけどね・・ でも今では、この一年中雪の降る街、ルティエで妹の眠り姫とスリープの三人で暮らしてます。 スリープはまだ冒険があきらめきれず、おもちゃ工場の鎮圧のバイトや、雪原で狩りをしてます。 剣士としての血が押さえきれないのでしょうね。 眠り姫は元々氷系のマジシャンな上にあまり冒険には乗り気じゃなかったので、 私が冒険をやめたときには喜んでました。 (あの、マジの服を着なくていいのが一番なのかも・・・) ただ、ルティエの寒さだけはかなり不満のようですけどね(苦笑 私は・・・このルティエの街が好きです。 クリスマスには人がいっぱいで混みますけど、それ以外では人のほとんどいなくて、 まるで時が止まったように静かなこの村が・・・ 自己紹介はそろそろ置いておいて、そろそろ始めます。 静かな村の小さな出来事を・・・ 暖炉で薪がぱちぱちとはぜ、窓の外には常にしんしんと雪が降り続ける。 カプラ職員すらいない、小さな辺境の村、ルティエ。私はこの静かな街が好きです。 「お姉ちゃん、何してるの?」眠り姫が聞いてきました。私の上の妹、愛称は姫 「ん・・・外、見てたの・・・」「また〜、よく飽きないね。ずっと変わらない風景なのに」 「だって・・・好きなんだもん・・・」「好きでも何でもいいから、晩ご飯の用意、手伝ってよ」 「ん・・・後で・・・」「むぅ・・・いっつもそうだ・・・(いじいじ」 あ〜あ、いじけちゃった。でもこの景色、好きなんだもん。 「どうでもいいけど、玄関のランプ、ちゃんと油入れておいてね」 「え〜」「え〜、じゃない!家を教会にするって言い出したのはお姉ちゃんなんだから教会の仕事は全部お姉ちゃんがしなさい!」 「む〜」「む〜、でもない!早く行かないとお仕置きだよ、キリエでもフロストダイバで凍るのは防げないよね・・・(ふふふ・・・」 「いっ行って来る!」やば!黒いオーラが出てる!本気になってる! いくらルティエが好きでも寒いのはやだもん 私は急いでプリーストの服の上からアコライトの時の服を着て玄関のランプの油を足しに行きました プリの服、寒いんだもん・・アコの服だと暖かいしね☆ 玄関といっても教会の入り口なのでそれなりの大きさがあるの 教会といっても礼拝堂だけで、後は居住区だけどね それに、プロンテラの大聖堂にも届け出もしてないけどね・・・ まあ、この村の正式な教会には神父さんはいないんだけどね・・・ なので、私が勝手に自分の家の一部を教会(礼拝堂だけ)のようにしてるのです 「正式なプリーストなんだから、教会に住めばいいじゃない」 その言葉は村の人や妹たちからよく言われたけど、届け出や手続きが面倒くさいのもあったし、 そうゆうしがらみに捕らわれたくもなかったの・・・ でも、教会という存在はほしかった・・なので異端といわれるかもしれないけど、別の教会を作ったの 別に何か教義を教えるつもりもないし、ただ安らぎになればいいと思った・・・ 幸いこんな辺境の村までプロンテラの大聖堂の人たちが来ることがないので、問題になってないけどね プリやアコの冒険者達は時々くるけど、報告する気なんてないだろうし、あっても放置されるかな・・ 玄関のランプは二つ、昨日ほっといたから油が切れかけてました。 雪が常に降るルティエでは、この暗さと寒さから、玄関のランプと暖炉の火はかかせない 「あっ、スリープ、おかえり〜」「ただいま・・・寒いよ・・・」 「ご苦労様、ヒール!ほら、早く中に入って」「は〜い」 「あっ、スリープお帰り。今日の晩ご飯はシチューだよ」 「姫〜またシチューなの?たまには別のにしようよ」「・・・いやなら自分で作ってよ・・」 「あっ、暖まるからシチューだ〜い好き(汗)」